Flutter初心者の所感

Flutterのハンズオンを体験してきたので、簡単に所感だけ並べてみます。

 

Dart2

良い点

  • 書いてみたら理解しやすかった。見ただけじゃ分からなかった
  • Dart2で「new」とか省略できるようになってだいぶ楽
  • 配列を書くとき、最後の要素の後ろにカンマ書けるので便利
  • 関数などのカッコの後ろに、何のカッコなのかコメントが表示されるので可読性高い

考えどころ

  • 文の最後の「;」忘れがち
  • ネストは深くなりがち。でもxmlと違ってパフォーマンスに影響はない

使いどころとか

  • デザイン確認用のアプリには適してそうだし、布教やお試しには良さそう
  • 既存のアプリの差し替えには向かない
  • 複雑なアプリや、端末のある特定の機能に特化してるとメリット少なそう

欠点

  • 社内に有識者がいないと、作った本人が延々と運用を任される運命が見えている
  • たとえば、surface viewで描画する社内ライブラリを使う場合、素直に使うことは可能。ただし、surface viewにオブジェクトをおいてそのタッチイベントをハンドリングすることは難しい
  • アプリサイズが大きい(hello worldだけで7Mとか)。app bundleの恩恵も受けられない。ただし、正式リリースにむけて対応するとのこと

その他

  • 素直に書くと、fat activityみたいになりそう。中の人の個人的な好みだと、reduxがオススメされたとか
  • アメリカと中国が導入進んでるイメージ。アメリカはgoogleのお膝元、中国は、flutterのリポジトリが中国からも参照できるから…?

Google I/O 2018(観光&IO当日編)

 2018年のGoogle I/Oに参加してきました。準備編はこちら。

shcahill.hatenablog.com

今回は観光を中心に、アメリカ滞在中のお話をしたいと思います。

 

スケジュール

まず、私の場合は下記のスケジュールでした。

  • 5/6(Sun) 11:00 入国
  • 5/7(Mon) badge pickup
  • 5/8-10 Google I/O
  • 5/9(Fri) 12:45 出国

入国と観光

日本時間の17:30発、現地時間の11:00着の便で入国しました。現地では朝の11時ですが、日本時間は深夜3時なので、機内で休んでおかないと辛いと思います。到着自体はほぼ定刻どおりではありましたが、ゲートが少ないため入国審査がとても長く30分くらいは待たされた気がします。1時間以上かかる場合もあるようです。

その後、空港近辺には何もないので観光のために、I/O会場に比較的近いコンピュータ歴史博物館(Computer History Museum)へ向かうことにしました。移動はUberを使いましたが、運転手と会えるまで時間がかかりました。

 その後、翌日のbadge pickupの場所を確認しようとGoogleplexあたりを散策しました。が、結果論的にはbadge pickupはシャトルバスで行けるので下見の必要はなかったです。。あと、Storeも日曜は休館だったので本当に散策するだけで終わりました…

Badge Pickup

AM7:00から配布開始だったので、それに間に合うように出発しました。推奨ホテルに宿泊していたのですが、6:30頃に無料シャトルバスがちょうど来ていたのでそれに乗り込みました。30分間隔くらいで運行してるようです。ちなみに、黒い高級そうな車でした。最大11人くらいだったと思います。運が悪いと定員オーバーになりますが、I/O期間中は大きな観光バスのようなシャトルバスなのでBadge pickupのとき以外は定員はあまり気にしなくて大丈夫かと思います。

 

このbadge pickupでKeynoteの観覧エリアが決まります。バッジに書かれた番号が観覧エリアで、101が前方上手、102が前方中央、103が前方下手、20Xが後方ブロックです。101から順番に配られると思います。ちなみに、あとから聞いた話だと、google社員の方は芝生エリアでしか観覧できないそうです。

また、私たちは7時にbadge pickup会場に到着しましたが、そんな急ぐ必要は全然なかったです。が、並んでる人も少ないのですぐにバッジ受け取りも完了でき、その後観光も出来たので、早めのピックアップがオススメです。

 

サンフランシスコ観光

Cartrain

無事badge pickupが終った後、早朝でどこも開いていないのでuberでMountain View駅まで行き、Cartrainでサンフランシスコまで行くことにしました。Cartrainは現地の長距離電車で、自転車も乗り込める2階建てのとても大きな電車です。揺れもあるので、携帯でblogを書いていたら少し酔いそうでした。

電車の本数は日中は少ないですが、早朝は通勤ラッシュのためか15分程度に一本きます。ちょっと混んでますが、東京の満員電車とは程遠いのと、途中駅で降りる人も多いのであまり気にしなくていいかと思います。チケットは、往復だと1day passがありました。その時点ではclipperを持っていなかったので、紙の乗車券を購入しました。clipperをチャージする機械はあるのですが、新規購入はできなさそうでした。

乗車するにはclipperの場合、乗車時と降車時にClipperを機械にかざしますが、紙の場合はほぼ無人駅なので何もチェックはありません。駅員さんらしき人がいたら乗車券が見えるように持っておけばいいんじゃないかと思います。

 ちなみに1day passは駅↔駅ではなく、エリア↔エリアの乗り放題です。

1day pass。ひとり16.50$
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「 Zone」というエリアが1-5まで決まっていて、Zone間の行き来が自由になります。
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Clipper cardを購入

サンフランシスコにてclipperの購入しました。駅を出て左手側にwalgreenというスーパーがあって、そこの化粧品売り場で買えました。カード代は3$で、いくらチャージするのか聞かれたのでとりあえず10$チャージしました。(結局5$残りました)

なお、残高はこのアプリでチェック出来ました。

play.google.com

 余談ですが、現地のお店はガラス張りでも中の様子が見えづらい(UVカットのガラス?)ので、ちょっと入りづらいです。

 

バス

サンフランシスコは路面電車やバスなどがとても多いです。駅名は、[駅が面するストリート名]-[駅付近で交差するストリート名]となっていることが多いようです。ストリート名の順番が入れ替わると違う駅になるので最初は混乱しがちですが、とても分かりやすい命名規則ですね。路面電車の駅はみれば分かりますが、バス停はただの電信柱に「bus stop」と書いてあるだけだったりします。

一律運賃のようで、乗車時に支払うだけ(機械にClipperをかざすだけ)でオッケーです。ところが、降りる方法が分からず一番困りました笑。降車ボタンはなく、駅に待ってる人がいないとそのまま通過してしまいます。降りる場合、車内の壁にぐるりとコードが張り巡らされているので、これを引っ張ると「降ります」サインが点灯します。
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運航ダイヤや遅延情報はgoogle mapで分かるので重宝しました。

私たちはPIER 39にいきました。これはuberの運転手さんに教えてもらいました。「エビが美味しいよ!でも寿司は美味しくないからやめときな!」と言われました笑

 

I/O

Keynote

タイムスケジュールは下記の通りです。

  • 08:30 開場
  • 09:20 音楽のデモやゲーム開始
  • 10:00 keynote開始

入場にはバッジ、腕に巻かれたタグ、パスポート、荷物のチェックがあります。簡易的ではありますが、金属探知機?のゲートをくぐります。私はいつも空港だとズボンのベルトが引っ掛かるのですが、IO会場のゲートは問題なかったです。簡易的とはいっても、チェックはあるので入場待機列は長くなります。

Keynoteは前日のバッジで観覧エリアは決まっているので急いでいく必要はないです。ただ、前のブロックだと端側だとちょっと見辛かったりするので、少し早めに着席しておいた方がいいです。

 Session

興味あるセッションは予約しておくと便利です。当日も予約可能なので、keynoteを聞いた上で聞くセッションを選び直すのもいいと思います。たまに大人気セッションはありますが、大体予約してなくても入れます。

セッションは各一時間枠ですが、だいたい40分で終わるので余裕を持って移動できます。

朝食

フルーツとベーグル、ゆで卵などが並んでいます。ホットコーヒーなどもあります。とても混みます。個人的にはホテルの朝食の方が好きだったのであまり使いませんでした。

ランチ

6種類くらいのランチボックスが配布されます。激混みです。配布場所は初日と2-3日目で違っていたので、メニューと一緒に事前チェックしておくと便利です。twitter上で情報収集もいいと思います。基本的にはサンドイッチかサラダで、それぞれベジタリアングルテンフリー、ナッツインクルーディットとか、宗教やアレルギーの方への考慮がありとても助かりました。プラスして、必ず林檎丸々1個、ポテトチップス、クッキーが入っていました。普通に美味しかったですが、サンドイッチは量が少し多かったです。林檎はなくてもいいかな、と思いました…逆にサラダだけだと、男性は物足りないと思います。

おやつ

会場のあちこちでスナックを配っています。また、たまにアイスクリームとか色んな物を配っていたりします。冷水とホットコーヒーは常備されているし、冷えた缶ジュース(コーラとか炭酸水とか)も多くおいてあるので、食事で困ることはなかったです。

アフターパーティー

夜7時くらいからはアフターパーティーです。参加自由ですが、初日はマジック、2日目はライブでした。アルコールもありますが、腕のリストバンドが成人を示すものにもなっているようなので、リストバンドを見せてくださいと言われることもあります。

また、食事もたくさん用意されてはいますが、長蛇の列なのと、そこまで美味しくなかったです。

トイレ

公衆トイレみたいなのがメインです。が、会場の端に障がい者専用のトイレと一緒にキレイなトイレもあります。トイレカーというんでしょうか?キャンピングカーのようなトイレがあり、空いてます。しかも内装がホテルのようでとてもキレイです。

PC電源

会場の所々のベンチに電源があります。また、codelabも電源あるのでバッテリーに困ったらcodelabもオススメです。(行列ですが…)

カバン

リュックが便利です。お土産も入りそうなくらい容量あると楽かもしれないです。たまに身軽な人とか、PCケースだけという人もいますが、手荷物はごはんやアフターパーティーで邪魔になります。上着をしまったりするのにも便利ですし。

 

その他

Uber/Lyft

Google Mapから呼べるのでとても便利です。どちらを選んでもあまり変わらないと思いますが、Lyftは日本国内では営業していないため、アプリが日本語対応していません。好みで選んでいいと思います。

「あと○分でお迎えにあがります」という表示は精度が低いのであまりアテにしない方が良いなと思いました。

気候

滞在中の気温は、朝と夜は15度、昼間は24度くらいだったと思います。雨は降りませんでした。朝と夜は寒い、というのは聞いていましたが、想像以上でした。昼間でも日陰だととても寒かったです。なので、ユニクロのウルトラライトダウンジャケットは必須だと思います。(成田空港にもユニクロはありますが、季節的に在庫なしの場合が多いので気をつけて下さい。)あと、パーカーだとフード部分があるので首回りが暖かいです。

逆に、日向だと暑いというよりは日差しが痛かったので日焼け止め、サングラス、帽子は欲しいです。サングラス、日焼け止めはbadge pickupで配布されます。(私は持参したので使ってません)

 

以上、かなりラフに書いてみました。今後のIO参加者の方の参考になれば幸いです!

Google I/O 2018 備忘録(準備編)

2018年のGoogle I/Oに初めて当選したので、技術的内容以外で準備した物などを備忘録として残したいと思います。少しでも来年以降のI/O参加者のみなさんのお役に立てれば幸いです。

まずは時系列に何をしたかお話して、最後に持ち物リストを載せたいと思います。

 

Google I/O開催日発表

2018年は1/25にI/O開催日の発表がありました。今年は会社からも「行ってよし」とGoサインを頂いていたので、発表直後に宿を確保しました。I/O会場は昨年と同じ場所でしたので、昨年の推奨ホテルを予約しました。ホテルに関しては直前までキャンセル料がかからなかったのですぐ手配できたのですが、航空券はキャンセル料が発生するため、チケットを確保できてから手配することにしました。

日程は、現地時間の二日前(5/6)に現地到着、io最終日翌日(5/11)に出国するようにしました。(日本時間だと、5/6出国→5/12帰国)

他の参加者の方は、5/7に現地入りしたり、5/12に出国する方もいらっしゃるようです。

 

ちなみに、私は会社経由での手配でしたので、値段の高い・安いはあまり気にしませんでした。

 

Google I/O抽選申し込み

結構大変なので、時間に余裕があるときにやりましょう。抽選なので焦る必要はないです。ちなみに、クレジットカード、顔写真、パスポートの旅券番号、緊急連絡先とかの入力が必要なので予め準備しておくと良いです。あと、住所は日本と書き方が全然違うので気を付けましょう。なお、クレカはアメックスだと大体大丈夫です。JCBとかは使えないと思います。カードによっては、カード会社から連絡来ることもあるようです。

パスポートの期限もこのときチェックしておいてくださいね。

 

当選確認したら…

今年は3/1の朝(日本時間)から当落発表がありました。無事当選したら、航空券の手配をしましょう。サンノゼ直行便は1日一本ぽいです。これを逃すとサンフランシスコだったり、経由便だったりになるのだと思います。

また、ESTAの登録は少し時間かかるので、当選確認したら早めにやっておいてください。

あと現地での移動手段として、uberlyftの登録を予めしておくと便利です。支払い情報には海外で使えるクレカの登録をしてください。(私はJCB登録してて、現地で使えなくて焦りました…)アカウントには自分の顔写真も乗せておくとドライバー側がこちらを認識しやすいのでオススメします。

 

また、Google+のコミュニティでは色々な情報が流れてくるので参加しておくと便利です。IO期間中に日本人で集まって写真とったりもするので。

 

IOの公式アプリもすぐにリリースされるのでダウンロードしておきましょう。IO期間中は必須です。開催日が近くなるとセッションが公開され、席の予約もできるようになります。

 

出国日のこと

直行便の場合、恐らく日本の夕方発で、現地の朝到着くらいが一般的なのかと思います。フライトスケジュールはこんな感じでした。括弧内はアメリカ時間です。

 

  • 17:30(01:30)離陸
  • 18:00(02:00)おやつとドリンク配布
  • 入国審査の紙が配られるので記載
  • 19:30(03:30)機内食→デザート
  • 時差ボケ対策のため、早めに休む
  • 00:30(08:30)機内に灯りがつく
  • 01:00(09:00)機内食→おやつ
  • 03:00(11:00)着陸

搭乗するときに持ち込んだものは以下の通りです。

  • PC:使わないけど、預けられないので持ち込み
  • モバイルバッテリー:PCと同じ。機内はUSB充電できるので不要。
  • USBケーブル:便にもよるとは思いますが、充電できます。長い方が使いやすいです。
  • イヤホン:機内備え付けのものは100均レベルです
  • ボールペン:添乗員さんに借りることも出来るが、入国審査の紙を記入するので用意しておくと便利。旅券番号や滞在先の住所も記載する必要があるので、控えておくと楽です
  • Suica:搭乗前に自販機とかで使えます
  • 安眠グッズ:必要な人は。

 気を付けたほうがいいのはモバイルバッテリーです。容量や個数制限があるので、自分が持っているものが大丈夫なのか、確認しておきましょう。

あと、成田空港にはユニクロがあります。もし防寒着が必要ならここで調達可能です。

 

持ち物リスト

必須

  • パスポート
  • 海外で使えるクレカ
  • PC
  • モバイルバッテリー
  • Wifi
  • 防寒着(ユニクロのウルトラライトダウンジャケットおすすめ)
  • ヒートテック(ヒートテックの上に半袖Tシャツ&ジャケットで過ごしました。それでも少し寒かったです)
  • 雨具
  • 歯ブラシ、シャンプー等
  • 着替え(3-4セットくらい持っていって、手洗いで洗濯してました)

あると便利

  • サングラス、日焼け止め、水筒(毎年、バッジピックアップのときにもらえますが。)
  • 帽子
  • 旅行用洗剤
  • メモ&ペン(pcのバッテリーがやばそうなとき用)
  • Clipper(サンフランシスコを移動するのに便利)
  • 室内用スリッパ(機内とホテル内で使用)

あると安心

  • ESTAの印刷したもの
  • パスポートのコピー
  • 薬(胃腸薬、風邪薬)

現金は二人で一万円換金しましたが、結局ホテルのベットメークのチップにしか使わなかったです。

あと、コンセントは日本と同じなのでユニバーサル仕様のものなら大体そのまま使えると思います。

 

思い付くものをとりあえず羅列しました。現地での過ごし方などはまた投稿したいと思います。